【いくつ持ってる?】保育士の必需品と、あると便利なモノまとめ
保育士が仕事で使うモノは、意外にたくさんあるものです。
しかも持っているかいないかで、仕事の効率が大きく変わってしまうこともあります。
それだけでなく、きちんと機能性を考えて選ばないとと、「同じアイテムを持っているはずなのになんだか使いづらい」…なんてことになりかねません。
では、便利アイテムを持っていても、失敗しない選び方ってあるんでしょうか?
今回は、保育士が持つべき必需品の紹介にプラスして、私が実際に保育士として働きながら見つけた、失敗しないアイテムの選び方も一緒にお話したいと思います♪
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著者:きょう /岡山県/30代後半女性/保育士歴9年
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毎日着るから丁寧に選びたい!エプロン・スモック
保育士の戦闘服といっても過言ではないのが「エプロン」と「スモック」ですよね。
そもそも、なぜエプロンやスモックを着るのかというと、子どものお世話をする時に汚れてもすぐに着替えることができるからです。
そのため、保育園のロッカーなどにはエプロンやスモックの予備を常備している人がほとんどで、中にはエプロンやスモックを何十枚も持っている方もいるほど。。
では、保育士に欠かせないエプロンやスモック、選ぶときには何を基準にすればいいのでしょうか?
季節
まずエプロンやスモックの素材を確認してみましょう。
春や夏にエプロンやスモックをつけるときは、最初に通気性を確認するところから始めます。
保育士さんの仕事は体力勝負なところもありますよね。
体を動かしていたら普段より体感温度が高くなり、気づいたら汗だくに…ということも多いでしょう。
また、園庭で遊ぶことも多いので、通気性の良い涼しげなエプロンやスモックがいいでしょう。スモックのなかには、脇の部分がシースルーになっているタイプのものもあります。とにかく体感温度を下げてくれるかどうかが大切なポイントですよ。
冬になると今度は保温性を求めましょう。
例えば、エプロンなら裏がフリース生地になっているものや、裏起毛タイプのエプロンやスモックもあります。
また、冬は割烹着タイプのスモックがおすすめです。
腕の部分までカバーしてくれますし、何より温かいですよね。
冬でも外遊びはあります。あまり重ね着をできない保育士さんはエプロンやスモックで寒さ対策をしましょう。
裾の長さ
例えば、裾の長さはどれくらいがベストでしょうか?
基本的に膝よりした部分まであるエプロンやスモックだと、動きにくいこともあります。
できれば、裾の長さは膝ぐらいまでにしておいた方がいいでしょう。
ポケット
ポケットも大事なポイントで、エプロンやスモックには最低でもポケットは2つは欲しいところですね。
なぜなら、ハンカチやティッシュ、それにボールペンといった小物を保育士は常に持ち歩く必要があるからです。
また、そのポケットの位置もぜひ確認して欲しいポイントです。
背面にポケットがついているのは、はっきりいって保育現場では役に立ちません。必ず前面にあるようなものを選んでください。
エプロンのタイプ
さらにエプロンのタイプについてですが、エプロンは紐で結ぶタイプかボタンで止めるタイプ、すっぽり着るタイプがあると思います。
紐で結びタイプはあまりおすすめできません。子どもが引っ張ることも考えられますし、あまりに長い紐だと自分が立ち上がろうとした時に踏んづけてしまうことも考えられます。
何も緊急時でないのならいいのですが、もし緊急時にエプロンの紐を直さないといけない、となっても困りますよね。
できるだけ、ボタンか、すっぽり着るタイプを選びましょう。
デザイン
エプロンやスモックは、特に保育園での規定がない場合は自分の好きなものを買いますよね。
この時、できれば子どもたちが喜ぶようなデザインのものを選ぶようにしましょう。
例えば、動物がついていたり、可愛い色のエプロンやスモックなどです。
年少のクラスになればなるほど、子どもたちにはかわいらしいデザインのエプロンやスモックは喜ばれますよ!
どれも欠かせない!必須の小物類
続いて、保育士さんには必須のアイテムを紹介します。
・ハンカチ
・ティッシュ
・メモ帳
・ボールペン
・くし
・帽子やサンバイザー
・アームカバー
最低限、これらは揃えておきたいですね。
ハンカチヤティッシュなどの衛生用品は保育園で規定があるので、もしかしたら必要でない現場もあるかもしれません。
しかしこういった衛生用品をポケットに持っておくことで、いつでもどこでも対応できます。
「くし」は女の子がクラスにいる場合に必要です。
降園準備をしたあと、お迎えを待つ間に髪の長い女の子や髪をくくってきた女の子の身だしなみを整えてあげなくてはいけません。
ぐちゃぐちゃの髪でお迎えになると保護者はびっくりしますよね。
そしてメモ帳とボールペンです。
これはもう、連絡事項の多い保育士さんには必要ですよね。
よく自分の手に連絡事項をメモするという保育士さんも多いですが、この行為、実は危険ですよ。
手にボールペンで何かを書くと言うのは子どもからしてみればとても不思議な行為です。
保育士さんの行動を真似して自分の手に書く子どもが出てくるとも限りません。もしケガでもしたら大変ですよね。
エプロンのポケットに入るサイズのメモ帳を持ち歩くことをオススメします。
最後に、帽子やサンバイザー、アームカバーも必須ですよね。
浴びた紫外線は、10年後にどうやらシミ・ソバカスで出てくるようです。
10年後に後悔しないためにも紫外線対策はしておきましょう。
季節ごとの、あると便利なアイテムたち
最後に、毎日は必要ないけど、それぞれの季節であると便利なアイテムをご紹介しましょう。
春と夏
春夏は紫外線が強い季節です。
しかし、子どもたちはそんなの関係なく全力で外遊びを楽しみますよね。
また夏になると水遊びを始めることもあるでしょう。
そうなると考えなければいけないのは、日焼け対策です。
保育現場ではこまめに塗り直すことは難しいので、日焼け止めプラスの効果アイテムが必要になります。
それはアームカバーであったり、帽子であったりします。
さらに、暑さ対策として首元にもタオルなどを巻くのも効果的ですよ。
タオルの中には保冷剤を入れるポケットがついているものもあります。便利アイテムを使って、快適に夏を過ごしましょう。
秋と冬
今度は秋冬です。
この時期は寒さ対策と、病気予防が必要になりますよね。
保育室の環境を整えると共に、あなた自身の対策もちゃんとしなければなりません。
例えば、マスク。ウィルスをシャットダウンするのは難しいですが、喉が乾燥していなければウィルス感染もある程度防げます。
ここでおすすめなのは使い捨てのマスクです。毎日使うものだからこそ、使い捨てで毎日清潔なものを用意しましょう。
まとめ
いかがでしたか?保育士で必要なアイテムはたくさんありますが、その選び方1つで便利さも変わってくるものです。
便利アイテムを駆使してぜひ、快適な保育士の生活を送ってくださいね。