「保育士に学ぶ」 鬱病(うつ)対策
まさか、私が鬱病なんて……!
多くの人はきっとそう思っていると思います。ですが、なるんですよこれが。
特に人のお世話をしたり、悩み相談を受けたりする保育士、教師、介護士、心理士、看護師が鬱病になって仕事を辞めるケースは非常に多い!!
人を助けるお仕事だからこそ、人のマイナス感情を貰いやすいんですよね。
私も保育園で働いていると、無気力になったり、「自分は本当に無能だなあ」なんて思いつめてしまったりすることがよくあります。今回は、過酷な労働環境で働く保育士が、鬱病にならずに元気に仕事を続けるためのポイントをお伝えしますね。
◆三食しっかり食べる
食事は健康の基本!!「今日は早番だから朝ごはん食べなくていいや〜」と朝食を食べずに出勤して後悔したことは数知れず……。
お昼は給食が出ると思うので、先輩に遠慮せずガッツリ食べましょう(笑)常に動いている保育士は少々食べ過ぎても太りません。食べないと心も体も弱ってしまうので、とにかく「美味しい♥」と思うものをしっかり食べることです。
忙しい朝はフルーツがおすすめです。どんなに辛い日々でも、1日1回フルーツを食べると元気でいられるんですよね。糖分もビタミンも摂れるからかな??
◆休日の予定を充実させる
週5日勤務に疲れたからと言って、休みの日もずっと布団に入っていませんか?私も新人の頃にやりがちでしたが、それは逆効果。気分が塞がり、鬱病を招きやすくなります。
休みの日は家の外に出て、散歩をしたりカフェに行ったり本を読んだり…etc
気分転換をしたほうが心の疲れがとれるはずです♪
連休があれば、登山とかお花見に行って自然の中でリフレッシュするのもおすすめです。
◆異業種の人と会う時間を作る
保育士が鬱病になりやすい原因の1つに、保育園の閉鎖的な雰囲気があると思うんですよね……。
会社員とは違い、ランチで外出することもないし、出張もない。1年間同じ保育室で、同じ子どもたち、同僚、保護者と過ごすわけですから「保育関係者」以外に会う機会ってなかなかありません。あるとしたら、納品に来る業者さんくらいです(笑)
保育園の当たり前って、一般企業の人に言わせると「おかしいこと」がたくさんあるらしいです。なので、退勤後や休日には異業種の友達と飲み会に行くなどして、いつもとは違った刺激を貰うことをおすすめします。
職場の愚痴を聞いてもらうのも、同僚より外部の人がいいですよ!職場内で悪口を言うと、高確率で自分に悪い事が返ってきますから……。
◆趣味に夢中になる
保育士以外の職業でも言えることかもしれませんが、過酷な労働環境で働いている人にとって、趣味は神様のような存在です。
好きなミュージシャンのライブに行ったり、漫画を読んだり、楽器を演奏したり。心からワクワクすることが先に待っていると、仕事のストレスも半減します!
私は、メチャメチャ忙しかった保育士1年目の夏、好きなミュージシャンのライブツアーがあったからこそ、ストレスを溜め込みすぎず乗り越えられました。退勤後にライブに行ったり、休みの日にもライブに行ったり。今思えば、あの体力はどこから湧いてきたの!?ってかんじです(笑)
楽しいことは、鬱を撃退する最強の薬です(*^v^*)
◆なにがあっても徹夜はしない
これは私が自分で決めているルールなんですが、どんなに大量の持ち帰り仕事があっても、徹夜だけはしないことにしています。もう大学生じゃないんですから、徹夜はキツいです……。働いたらその分、しっかり休まないと。
なので、夜は遅くても24時には布団に入ることを目標にしています。その代わり、早起きは積極的にします!夜にできなかった仕事も、朝にやると手早く終わったりするんです。脳みそが元気な時間に効率よく仕事をしたほうが、ストレスも少ないですよ⭐︎
◆職場の飲み会はほどほどに……
飲み会が好きな人も苦手な人もいると思います。私が前に勤めていた保育園では、週に2回のペースで退勤後に飲み会が開催されていました。飲み会、といっても2〜3人の集まりなのですが、お世話になっている先輩に誘われたら断りづらいですよね。
ただでさえ朝早くから働いているのに、22時過ぎまで職場の飲み会があるという状況に、かなり疲弊していました……。仕事関係の人と1日中一緒にいるのって、ストレスになりませんか?私はストレスでした。
職場の飲み会は、せめて月1くらいが良いのでは??と個人的には思います。
◆子どもの癒しは鬱病の特効薬
最後に紹介するポイントは「子どもに癒されること」です!
特にスキンシップは子どもだけでなく、私たちにとっても良い効果があるんですよ。柔らかい赤ちゃんをそっと抱きしめる時、クラスのやんちゃぼうずをギュっと抱きしめて諭す時、私たちの脳内からは「オキシトシン」という幸せホルモンが分泌されます。これは赤ちゃんが母乳を飲んでいる時に分泌される幸せホルモンと同じ。人肌ってすごい!!
子どもと関わることができるのは保育士の特権です!ぜひフル活用して鬱病を予防してください。
もちろん、『もうわたし無理かもしれない。。』『やばい誰か助けて。。。』
そんな限界まで追い詰められなくてもいいです。
転職して、環境を変える、あなたにできる事はそれだけです。
こうした保育士の求人数が多くあなたの成長を見守ってくれる、保育士求人のサイト でいますぐ転職活動を始めてみては如何でしょうか?
以上、7つの鬱病対策を紹介しました。大変な仕事でも、なんとかセルフケアをして楽しく乗り切りたいところですよね。
転職を考えている方は、そういった息抜きができそうな職場を探してみると良いかもしれません♪♪長く働くなら、ストレスが少ないほうが絶対にイイはずですから。
著者:東京都在住 20代後半 女性
【対策!】>>>せんせいさようなら。鬱病さようなら。環境を変えるために、現在募集中の保育園を探してみる事があなたの人生にとってベストの選択になります。うつ病の原因は同僚、乃至はその保育園全体が作っているのですから、無くなれば救われる、というのが自然な流れです。